作業に入ると、まずはヒアリングと各種資料のご準備をお願いしております。ご親族関係図や不動産の利用状況等をお聞かせ頂き、確定申告書、固定資産税納税通知書、生命保険証券、借入金返済明細、過去の贈与状況等、できる限りの資料をご準備頂き、詳細に財産・債務を把握していきます。ご本人のみならず、配偶者やお子様等ご家族の財産についても同時に把握・整理して参ります。
金融機関からの借入れの分析や、日々のキャッシュフローをチェックしお金が回るにはどうしたらいいのか、その仕組みを構築します。とくに、売掛債権の回収や、遊休資産の処分など現金化できる資産は出来る限り現金化し、手許資金を捻出します。
事業再生は、マイナスをゼロにする“止血”だけでは何も変わりません。ゼロをプラスに変えられるような抜本的な改革が必要です。そこで2ndステップでは“手術”からリハビリに向けた経営改善計画を作成し、PDCAサイクルを回せる下準備をします。
ステップ1では、コストについて保守的に削減をしていきましたが、ここでは一転「攻める」つまり投資すべきところには投資する、投資計画を策定します。経営資源をいかに創り出し、適正なタイミングで投資できるかがポイントとなります。
経営が悪くなった原因・要因は一つではありません。様々な原因・要因が複雑に絡み合い、その結果、成果が数字に表れているだけです。その根本を見極めるためには、経営の全体を見渡す力“経営俯瞰力”が非常に大事です。経営の全体から改善・改革ができる経営者へ。経営計画プログラムの構築を実施します。
どれだけ計画が一流でも、現場が動かなければ何も変わりません。数字の検証から、行動計画の改善まで、とくに“ヒトを動かす”ということをキーワードに、現場でのマネジメントのお手伝いをさせていただきます。